日本語教育を巡る動き(改正入管法,日本語教育推進法等)
午前は,近く設立予定のNPOの準備打合せに参加しました。
ランチパスポートを活用してお昼ごはんを食べた後,午後からは,日本語ボランティアを対象とする研修会に参加してみました。
日本語の教授法についての研修ではなく,出入国管理法改正以降の日本語教育施策に関する動向についての講演と外国人労働者の状況についての情報提供(市内で働いている外国人の方と外国人を多く雇用している企業の方のお話)でしたので,私でも十分理解可能な内容でした。
講演で,一番「知らなかった!」だったことは,法務省の入国管理局が出入国在留管理庁になり「在留」が加わったことにより,在留外国人の生活支援も法務省の業務となった という話でした。
法務省のホームページには「外国人生活支援ポータルサイト」ができており,今は日本語・英語・ベトナム語・「やさしいにほんご」だけだが,近く十数の言語で掲載される,と。
入管法改正については,奴隷のように扱われていた例もある技能実習生制度をそのままにして,似たような例を生みかねない「特定技能」なる制度を強行採決で成立させた・・・と理解していたのですが,なるほど,「出稼ぎ」扱いとはいえ外国人労働者を正面から受け入れる以上,その生活支援もしなくてはならない,という(当然の)方向性も持っていたのだな,と多少認識を改めました。
政府は明言していませんが,少子化への対応として外国人を受け入れていく方向に舵を切ったということなのでしょうね,留学生や技能実習生から「特定技能…