4/6【読書】李の花は散っても(深沢潮)
2025年4月6日(日)
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読み終えた本
『李の花は散っても』深沢潮著 朝日新聞出版
皇族梨本宮の姫として生まれ朝鮮李王朝の最後の皇太子李垠に嫁いだ方子と、朝鮮独立運動家を慕い朝鮮に渡った庶民のマサ(本人は知らないが実は方子の異母妹という設定)の生涯を描く大河小説
関東大震災時の朝鮮人虐殺に関して、津軽出身の日本人女性が強姦され虐殺されるという挿話として描いたこと。
日本の敗戦時には、日本人の逃亡を助けた朝鮮人を朝鮮人が虐殺する場面が。
李王家は日本の皇族として遇されていたが、戦後は他の宮家とともに臣籍降下。同時に、他の朝鮮出身者と同様に外国人に。
各宮家には一時金が支給されたが、李王家は対象外。日本軍で将官を務めていたにもかかわらず、軍人恩給も受けられず。
朝鮮人について一方的に国籍をはく奪し、諸制度の対象外にしたことは知っていたが、10歳で日本に連れてきて学習院~陸軍士官学校を経て職業軍人になった王族にまで、こういう扱いをしていたとは、全くひどい話である。(庶民の朝鮮人に対してもひどい話なのは同じだが)
史実なのだと思うが、李垠氏は、朝鮮(韓国)に帰ることを切望していたのに、息子を日朝バイリンガルに育てなかったというのには首を捻ってしまった。
BGM
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